不安が要素が多い2022年不動産動向
2022年に入り、北京オリンピックなど催しものも開催され順調な滑り出しに見えた年でしたが、3月に入りロシアのウクライナ侵攻という現代社会では、考えられない出来事が勃発致しました。
新型コロナウイルスの影響で不安定な情勢が続く世の中ですが、ロシアの件で先行き不透明感がより一層増した年度に突入してまいりました。
新型コロナウイルスの影響でこれまでテレワークなどの拡大で郊外需要が思わぬ好展開を見せています。
郊外に住まいを求める方やアウトドアブームなど都心から郊外や田舎へ目を向ける時代になり、郊外の新築戸建の販売件数も大幅に伸びています。
現在、半導体の影響で建築資材が少なくなり着工遅延や引渡し延期などが目立ちますが契約件数には大きく影響が出ていません。
ロシアの件で新築駆込み需要拡大
半導体不足の影響で建築資材が高騰する中、ロシアの件でより一層、価格高騰が予想されています。
価格高騰を見据えた駆け込み需要も多くあり、今のところ新築契約は、好調ですが、今後の
2022年年末の不動産需要は、非常に不透明です。
材料高騰であれば良いのですが、本当に材料入手が困難になった場合建築業界には大きな打撃を受けることになると予想されています。
2022年郊外の中古戸建・マンションの需要拡大予想
新築資材不足などの影響から今後、2022年は、郊外の中古戸建・マンション市場が拡大する可能性が出ています。
これまで郊外でゆったりした夢のマイホームブームが強かった郊外需要ですが、今後の展開は、建築材料不足の影響から中古市場へとシフトしていく可能性が非常に高く郊外の中古市場も高騰の可能性があります。
現に他業種の自動車業界などでは、新車納車遅れから中古市場が高騰し
納期未定の新車価格よりも新古車の価格が上回る現象が出ています。
今後の見通しとしては、郊外の駅近マンションから需要が高まり徐々に駅徒歩10分~20分程度の中古市場に需要が集まると見られます。
リフォーム建築資材不足で中古市場にも駆込み需要の可能性
新築資材とともにリフォーム建材の不足も懸念されています。
リフォーム用の合板などの材料もロシア産の資材が多く使われており、現在品薄状態が続いています。
中古市場もリフォームを見据えた物件の場合、駆け込み需要が多くなる可能性があります。
リフォーム無しで住める物件は、高騰の可能性
建築資材不足が高まる今、リフォーム無しで入居できる物件の価格高騰は、必然な流れになると思われます。
強気での中古物件販売も売却チャンスは、高く
良質な中古物件は、思わぬバブル到来の可能性も予想されます。
ロシアの影響は、あらゆる方面から打撃が出てきていますので今後の動きには、注意が必要です。
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